クリニック紹介
院長挨拶
院長 小林 央
50歳を越え人生の折り返し地点に立ち、10年後、20年後、あるいは30年後に、人の世話にならない健康な人生を過ごしたいと願っています。心がけていることは、今の自分の体の健康管理をキチンとすることです。皆さんはどう思われますか。そのために必要なことは以下のようなことだと私は考えています。
最も恐ろしい病の一つである癌の早期発見は、何よりも大事だと思っています。私も親しい人たちをこの病で失いました。残念ながら当院では、胃や腸の内視鏡はできませんが、肺がん、大腸がん、前立腺がんなどのがん検診を行っています。
寝たきりや介護が必要となる原因として最も多い病である脳卒中の予防のためには、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の早期発見と適切な治療が大切です。長年病院で多くの脳卒中の患者さんを診てきて、脳卒中を何とか予防できないかと思っていました。当院では生活習慣病の発見、治療とともに、生活習慣病によって進む動脈硬化の評価を頚動脈エコーで行っています。また脳卒中の始まりである隠れ脳梗塞の早期発見のために頭部CT検査をスクリーニングとして用いています。
最近多くの患者さんが、体の病気だけでなく、物忘れなどの認知の問題を持っていることに気づかされました。単なる物忘れでない認知症の早期発見と治療も、今後の高齢化社会の医療を考えていくうえで避けては通れない問題だと思います。当院では、頭部CTによる画像診断と共に認知機能検査を行い、最新の医療に基づいた認知症治療を行っていくことを目指しています。
なんとなく体の動きが鈍くなった、歩きにくくなった、足が前に出ない、腰が曲がったなどの症状は単なる加齢ではなくて、パーキンソン病などの病気かもしれません。パーキンソン病などの神経難病の早期診断と、様々な薬を使った一人ひとりにあった治療を心がけていきたいと思います。
また脳神経内科専門医として、頭痛、めまい、しびれ、ふるえ、けいれんなどの症状について、皆様のお役に立ちたいと考えています。
院長はじめスタッフ一同皆様のご相談に応じられるよう勉強しています。どうぞ一度気軽に、声をかけてください。
平成23年4月1日
医療法人潤生会 県庁前神経内科クリニック
院長 小林 央(ひさし)
略歴
昭和60年 |
新潟大学医学部卒業
新潟大学付属病院内科研修
|
昭和61年 |
厚生連佐渡総合病院内科研修 |
昭和62年 |
新潟大学付属病院神経内科入局
新潟大学大学院医学研究科入局 |
平成3年 |
医学博士(新潟大学)
新潟市民病院神経内科 |
平成4年 |
東京医科歯科大学付属病院神経内科 |
平成5年 |
ピッツバーグ大学医学部分子遺伝生化学部門研究助手 |
平成9年 |
国立療養所新潟病院神経内科
新潟大学医学部付属病院神経内科 |
平成11年 |
新潟大学脳研究所助手、神経内科医局長 |
平成12年 |
新潟大学医学部付属病院神経内科病棟長 |
平成15年 |
新潟医療生協木戸病院神経内科部長、副診療部長 |
平成23年 |
県庁前神経内科クリニック |
資格
日本神経学会専門医
医学博士(新潟大学)
日本内科学会認定内科医
日本内科学会認定総合内科専門医
スタッフ
施設紹介