職員の新型コロナワクチン接種(1回目)をしました

当院では医療従事者の新型コロナワクチン接種を4月20日より開始しました。5日間に分け、法人及び委託業者の職員およそ240名に接種する計画となっています。
初日の4月20日、院長が第1号になり、続いて53名の職員が接種しました。

 例年患者様のためのイベントを行う部屋を接種会場とし、受付・問診・接種前の待機スペース・接種スペース・接種後の待機スペース及び急変者用のスペースの六つに分け、ベッドや酸素マスク、ストレッチャーなどを準備し、看護師が接種後の職員を見守る体制としました。ワクチンは12時前に病院に届き、昼休憩後、会場の設営の傍ら担当看護師により注射器の準備がされました。
当院では事前に各日程に職員を割り振り、予診票を配布しています。手順は、まず受付で番号札を受け取り、医師による問診後待機スペースで番号が呼ばれるまで待ちます。接種後は15分程度安静にし、体調不良などの症状が出なければ業務に戻ってもらいました。

所要時間は18席の接種前待機スペースが満席の状態で、受付けから番号を呼ばれるまで8分程度になりました。接種自体は20秒程度で終わり、全員が接種し終わるまで30分ほどでした。体調が急変した職員もおらず、スムーズに初日を終えることができました。
翌日職員の様子を確認したところ、発熱のため休みを取った職員が1名ありましたが、ほとんどの職員からは腕の痛みがあるだけで、腫れたり具合が悪くなったなどの声はありませんでした。

市民の皆さんが当院でワクチン接種をされる場合に備え、今回の経験を活かしスムーズ且つ安全に行われるよう対策したいと考えます。

ワクチン準備 医師による問診 ワクチン接種 見守る看護師