インフルエンザ感染対策研修会を開催しました

1月18日(水)13:30から、院内感染防止対策委員会により、流行の兆しがあるインフルエンザ感染の対策研修会を開催しました。

インフルエンザは、突然の38℃以上の高熱や関節痛、頭痛などの他、全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く現れ、重症化しやすい疾病です。感染力が強く、一旦流行が始まると短期間で大きく広がってしまうことも特徴で、適切な対応により感染の拡大を防止することが重要です。
研修会では、飛沫による感染や接触感染などの感染経路について、また、流行前のワクチン接種や、手洗い・サージカルマスクの着用、人混みへの外出を控えたり体調管理を十分に注意すること等の基本的な部分を確認しました。
さらには、インフルエンザを発症した患者さんの対応における防護用具の着用、医療器具の取り扱い、患者さんの移送や食事関連での注意事項について具体的に学習しました。併せて職員が発症した時の対応や、職員の家族が発症した場合の対応についても解説がありました。インフルエンザウィルスは乾燥低温を好むことから、加湿器の設置や濡れたタオルを干したり水の入ったコップを置くことも感染防止に効果があります。
まず第一には感染の予防ですが、発生した場合における詳細な対応方法については、各病棟に配備の「院内感染防止マニュアル」に記載されており、正しい知識による適切な対応により感染の防止に取り組むこととしました。

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2017年1月18日 | カテゴリー : その他 | タグ : | 投稿者 : 脳神経センター阿賀野病院