2月下旬、看護実践報告会を開催しました。この報告会は日頃の看護研究の成果を職員間で共有するため、年に1回開催しており、今年で4回目を迎えます。
当院のほか、併設の介護老人保健施設「阿賀の庄」、隣接する特別養護老人ホーム「あがの八雲苑」からも参加があり、大勢の職員が報告に耳を傾けていました。
今回は例年より多く6つの演題で報告がありました。
それぞれの詳しい内容は省略させていただきますが、以下にタイトルをご紹介いたします。
- アセスメントを用いた口腔ケアの効果~肺炎合併回数から3年間の取り組みを評価する~
- 医療従事者の手指衛生による皮膚の水分量と手荒れの関係性
- 「Good Point Card」による職員満足度向上の効果
- 感情表現や訴えが困難な進行性難病患者への意思を汲み取るための関わり~コミュニケーション手段の検討~
- 当院における褥瘡発生の要因と今後の課題
- 当院の過去10年間における多系統萎縮症の生命予後の検討(横関医師による学会発表の紹介)
各報告と質疑応答ののちに、近藤院長より、各報告に対してのコメントと、このような研究結果を日ごろの看護に活かしていってほしいとの総評があり、報告会は終了となりました。
当院では日常の看護で感じる「なぜ?」を掘り下げ、看護研究のテーマとしています。
これまでの研究実績など、当院の看護研究についてはこちらのページもぜひご覧ください。