ノロウィルスに対する感染対策研修会を開催しました

12月21日(水)13:30から、院内感染防止対策小委員により、ノロウィルス感染の予防と発生時の対応についての研修会を開催しました。

感染すると激しい腹痛や下痢・嘔吐などの症状をもたらす「ノロウィルス」。毎年秋から冬にかけて流行し、今年は例年以上に大流行になりそうとの情報もあることから、特に注意が必要となっています。

研修会では、ノロウィルスについての正しい知識、院内で発生した時の対応、また家庭内で発生した時の対応について、再確認しました。

ノロウィルスは、アルコールや高温に対する抵抗性が強く、また、乾燥や酸にも強いうえ感染力のある厄介なウィルスです。研修では、その特徴・感染に至る経路について、具体的な資料で説明するとともに、予防の対策や消毒液の作り方・院内で発生した時の対応(各病棟には「対応マニュアル」を配備・汚物処理に必要な道具類の配置場所の確認)や、家庭内で発生した時の処理方法・調理時における注意事項等について学びました。身近な感染防止策としては、しっかりとした手洗いが基本であること、また、抵抗力の弱い高齢者や乳幼児については、特に脱水の症状も起こしやすく注意が必要なことについても再度確認しました。

次回の感染対策研修会のテーマは、「インフルエンザ」を予定しています。