ノロウィルスによる感染性胃腸炎や食中毒は冬季に流行する感染症の一つです。「流行の兆し」という報道を最近耳にされた方も多いかと思います。
今回、当院の横関医師より、ノロウィルスの感染対策についての勉強会が開催されました。
今回は
・感染者が出たり、感染が疑われる際の初期対応
・院内での感染拡大防止の対応
・職員自身やその家族が感染した際の対応
の3つのテーマに沿って、ノロウィルス感染症の概要や死因、診断方法、対処と、詳細な解説がありました。
また、職員からの要望で経口補水液の摂取についての解説がありました。例を挙げると、感染時の水分補給にはカリウムがある程度補給できるものが望ましいのですが、市販のスポーツドリンクはカリウム含有量が少ないため、向いていません。(ただし排尿が無い場合はカリウムは摂取しないほうがよく、すぐに医療機関へ受診するべきとのことです。)
すでに流行期に入っている中、院内・家庭での予防と感染時の対策について改めて復習でき、知識も増やせた勉強会でした。
次回の感染対策勉強会のテーマはインフルエンザを予定しています。