患者さんの排泄ケアにおむつは欠かせないものです。しかし誤った使い方では製品の機能は半減し、患者さんの不快感も増してしまいます。
そこで、おむつの正しい使い方を今一度確認しようと、看護部を対象にした講習会を開催しました。

今回はおむつメーカーの方に講師となっていただき、実際の製品と模型を使いながら、包装のむき方や、巻く・留めるといった装着方法について、手順に沿って詳しく説明していただきました。
また、患者さんの体型や症状に合わせた使い方のコツなど、日常のケアで疑問に感じたことにも答えていただけました。

そのほか、注意点として、パットの重ね付けをしても(両面吸収型パットを除いては)吸収量が上がるわけではなく、圧がかかってスキントラブルにつながる・ごわついて隙間ができてしまうため、パットを吸収量の多い大きいサイズにした方が効果的であることなども教えていただきました。