当院では接遇小委員会が定期的に研修会を主催し、接遇意識と技術の向上を図っています。
今回、「挨拶がもたらす効果について」と題した研修会が開かれ、多くの職員が参加しました。
挨拶の目的などの概要から、昨年実施された職員の自己評価アンケートの結果を交えつつ、挨拶の3原則や5つのメリットが紹介され、「良い挨拶とは?」を考えられる内容となっていました。
途中、委員会メンバー4名が挨拶に対して「笑顔で答える」「無視する」など異なる対応を見せるロールプレイングもありました。それぞれを見てどのように感じたかを参加者が述べましたが、目を見て笑顔で挨拶を返す人への印象が最もよいという結果となりました。
患者さんやご家族の方々に対して、また職員同士で日々当たり前のように行っている挨拶ですが、この研修を通じて、良い挨拶とは何かを具体的に考え、自分の挨拶を振り返ることができました。
良い挨拶は相手との信頼関係の構築には欠かせません。自分の挨拶がその第一歩になれるのか、改めて意識できた研修となりました。