接遇小委員会による全職員を対象とした接遇応対の研修会を、11月16日(水)13:30から第1病棟食堂で開催しました。
ややもすれば疾患に対して不安な気持ちを抱く患者さんに対しての接遇は、必要不可欠なコミュニケーションスキルです。
研修会の冒頭では、まず参加者全員が各自の日頃の言動についてを振り返る自己チェックを実施。「いつも穏やかな笑顔を意識しているか」、「目線を合わせ、きちんと向き合って会話しているか」等々のチェック項目について自己採点を実施しました。
その後、日頃ある具体的な事例3項目を課題として、6~7人をメンバーとした8グループごとにディスカッションを行い、意見を出し合いました。つい誤った言葉として出てしまいそうな例題に対して、伝え手である相手の気持ちに関心を向け、相手の発言だけではなく表情や体から出ているサインにも目を向けるなど、相手の視点で考えることの重要性を学びました。
3つの課題ごとに、各グループの代表者から取りまとめた意見を発表し、全員で参考としました。今回の研修会は、自分の日常業務における接遇が相手の立場となっていたかに気が付くきっかけともなり、さっそく明日からの仕事に活かしていこうと思います。