AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。
当院では第1病棟のナースセンターに設置してあります。医療機関や公共施設のほか、ショッピングモールや一般企業でも設置が進んでいます。
職員が医療従事者の一員として、院内はもちろん院外でもスムーズにAEDを使用し、救命につなげられるよう、AEDの講習会を開催しました。
昨年も同様の講習を行ったため、今回は主に新入職員を対象にしていましたが、この機会に使い方を復習したいという職員もおり、30名ほどが参加しました。
外部から講師に来ていただき、人形と実際のAEDを使いながら、手順に沿って詳しく説明していただきました。
参加した職員からは、「1つの器械で成人と小児どちらにも対応できることを知った」「AEDで判断し、音声で指示してくれるので、それに従って対応すれば救える命があると感じた」「使用上の注意点を細かく説明してもらい、わかりやすかった」との感想が聞こえました。
当院では今後も機器類の講習会を定期的に行なっていく予定です。