新年のご挨拶 近藤浩

新年明けましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、つつがなく新年をお迎えのことと思います。遅ればせながら、新年のご挨拶と今年の抱負を述べさせていただきます。

さて、私が院長に就任してから間もなく2年となります。昨年春には青木副院長を迎え、診療体制の強化を図り、神経難病を中心とする神経疾患の専門病院としての役割を、これまで以上に果たすことができたものと思います。今後も新潟大学との密接な連携の下に診療内容の充実に努め、最新、最良の医療を提供していきたいと思います。

昨年阿賀野市では、老朽化した水原郷病院が隣接地に移転新築され、あがの市民病院として新たなスタートを切りました。生まれ変わった新しい施設で、地域医療の拠点として発展していかれるものと期待されます。
当院も神経疾患の専門病院としての役割を担い、この分野においての地域医療に、これまで以上に貢献していきたいと思います。

しかし、当院は開院41年が過ぎ、施設の老朽化は否めません。これまでも増築・改修工事を行い、療養環境の向上を図ってきましたが、十分ではありません。
そこで本年は、狭隘化している第2病棟と老朽化した給食設備の移転新築を行うことにしました。春からは本格的な工事が始まり、皆様方にご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、ご協力をよろしくお願いいたします。

今後も、順次老朽化した設備の改修や医療機器の更新などを行い、快適な療養環境の整備に努め、診療内容の向上を図っていきたいと思います。
本年もこれまでに変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

院長  近藤 浩

2016年1月4日 | カテゴリー : Dr'sコラム | タグ : | 投稿者 : 脳神経センター阿賀野病院