新年のご挨拶 近藤浩

新年明けましておめでとうございます。

お陰様で今年も無事に新しい年を迎えることができました。皆様方におかれましても、つつがなく新年をお迎えのことと思います。

すでに新しい年がスタートしてしばらく経ちましたが、遅ればせながら新年のご挨拶と抱負を述べさせていただきたいと思います。

昨年当院では大きな出来事がありました。第2病棟と調理棟の移転新築です。春先から工事が進められていましたが順調に進捗し、9月末に予定通り竣工しました。病棟は見違えるほどに広く、明るくなり、快適な療養環境を提供できているものと自負しています。調理棟も立派に整備され、厳格な衛生管理の下、美味しい食事を提供できるよう努力しています。

また、8月にはMRIの更新も行い、これまで以上に高精度な診断ができるようになりました。

現在は、旧第2病棟と旧調理室の改修工事が行われています。院内の通行制限や工事に伴う騒音で、大変ご迷惑をおかけしていますことをお詫び申し上げます。夏前には工事が完了する予定ですので、今しばらくの間ご協力をお願い申し上げます。

このようにハード面の整備は今後も続けていきますが、そのほかに、医療・サービス面での向上も図っていかなければなりません。

このような観点で、昨年10月には地域医療連携室を立ち上げ、在宅患者さんや他の医療機関との連携をさらに高めるようにしています。短期集中リハビリ入院やレスパイト入院の受け入れなどもこれまで以上に積極的に行い、地域の皆様のニーズに応えられるようにしたいと思います。

これからも神経難病を始めとする神経疾患の専門病院としての役割を担い、病院としての機能を高め、より良い医療を提供できるよう努力して参りますので、本年もこれまでに変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

今年は酉年です。皆様方におかれましても、空に飛び立つ鳥のように飛躍の年となりますようお祈り申し上げます。

 

院長  近藤 浩

2017年1月4日 | カテゴリー : Dr'sコラム | タグ : | 投稿者 : 脳神経センター阿賀野病院